「動中工夫勝静中百千億倍」

大学のときの授業の資料を見ていて、

好きな言葉を思い出しました。

「動中工夫勝静中百千億倍」

動中の工夫は静中に勝ること百千億倍す。

「工夫」は修行に精進すること、「静中」は坐禅、「動中」は日々の作務のこと。

そのまま訳すと、

静かに座禅を組むこともいいが、

日々の作務に精進することの方が百千億倍いいよ、って。

当時の大学生の私は

「何も動かずただ頭でうずうず考えているだけ、と、

 少しでも行動しているのでは、百千億倍違う」

という捉え方をしていたよう。

でもこれには前文があって、

坐禅の修行も日々の作務も同じくらい大事、という意味らしい、というのを最近知った。

今のわたしは、

「”静中””動中”どちらも同じように大事」というのがしっくりきていて、

自分を掘り下げていくこと(静中)も

行動すること(動中)も

どちらの時間も大事。

動きながら考え、

時々休む。

大学生のときのわたしにも響き、

今のわたしにも響く言葉。

白隠さん、ありがとう。

ブログも動かしながら、考えて、ブラッシュアップしていきます。

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